初めてのレザークラフト
ずっとレザークラフトをしてみたかったアキラです。
ゴールデンウィークを利用して、初挑戦しました。
長財布を作ろう
何を作るか考えた時、真っ先に浮かんだのが長財布でした。
STORUSのスマートマネークリップを使っていますが、お札を出し入れするたびに折る・開くことが若干煩わしくなっていたからです。
そこでお札を折らなくていい長財布、それもミニマリストらしく薄くて小さい最小限のものを作ることにしました。
道具を揃える
レザークラフトについて解説されているホームページを参考に、必要最低限の道具を揃えました。
だいたい5000円弱でしょうか。
0から始める初心者のための簡単レザークラフト入門 | これからレザークラフトを始めたい・興味があるという人に見てほしいサイトです。
ホームセンターと100均で揃えたのは以下の道具。
- 工作マット
- 工作用紙(型紙用)
- デザインカッター
- 別たち
- ゴムボンド
- へら
- サンドペーパー
- ゴム板
- レザークラフト用針
- 菱目打ち(四穴)
- トコノール(床磨き用)
いざ作ってみる
デザインはシンプル、なので型紙も1枚のみ。
お札のサイズを調べ、枚数を入れた時(そんな時があってほしい)用の遊び部分と縫い代を計算しました。
カードは免許証・保険証・Tカードを入れるように1箇所だけ。
まずは型紙を切ります。
そして革を切ります。
縫い代をけがいて仮止めして
皮が薄いから芯材を追加購入して入れてみて
実際に縫う前に試用したのがこちら。
問題の発覚
試用してみて、サイズは完璧ですがいくつか問題点が出てきました。
- 革が薄すぎてぺらぺら
- カード入れ部を折り返しているので変に膨らむ(左側)
- 安っぽい
あとは縫うだけ…でしたが、この革を使うのはやめて新しく革を手配しました。
服装にも合う、1.5mm厚のネイビーレザー。
大きめのサイズを買ったのでだいぶ余ります。
変更点は、折り返しを作らずに1枚の型紙を3枚に分けること。
カード入れ部が膨らまないように、カードを入れない部分を革ボンドでしっかり貼り付けること。
リベンジ
型紙通りに切って仮止めまでしました。
この状態をある人に見せると「革を長方形に切り出す作業をしているの?」とのこと。
今に見てなさいよ。
ということで、菱目打ちをして縫いました。
完成したのがこちら。
ベージュの縫い糸を使ったので、服装にもばっちり合いそうです。
実際に入れてみました。
サイズもいい感じ。
中身が少ない時期なので余裕がありますが、ひっくり返しても落ちません。
この状態で測ってみると、
高さ9cm/長さ17.5cm/厚み1cm(カード入れ部)でした。
測量野帳とほぼ同じサイズ、iPhone6plusより一回り大きいくらいでデニムのサイドポケットにもすっきり入りそうです。
かなりコンパクトな理想の長財布ができました。
感想
初めてのレザークラフトなので、縫い目が若干斜めだったり、コバの処理が甘い箇所が多いです。
けど見るに堪えるレベル、練習にはもってこいでした。
使い古す時までにもっとスキルアップして、次は見栄えするものを作りたいな。
革の余りで、キーケースとカードケースを作ろうと思います。
そうすると財布に入れるカードも減るので、もっと薄く持ち運べそう。
いい趣味が出来ました。