自炊しました。
料理全般できません。
基本的に不器用なアキラです。
そんな私ですが、「読み返したい書籍」は自炊してiphoneに入れています。
自炊のきっかけ
自炊自体は、ずっと気になっていました。
本が大好きではありましたが、かさばるし、持ち運ぶとなるとバッグも必要。
作者さんの愛情がこもった本を切らないといけない…
そう思って実行できていませんでしたが、あるとき、敬愛するミニマリスト エリサさんの書籍「トランクひとつのモノで暮らす」を拝読し、初めての自炊をしました。
前ブログでは自炊の記事も書いていたのですが、初めての自炊とあってその時はエリサさんに自炊のお伺いをたて、快諾いただいたうえで作業しました。
改めてありがとうございます。
エリサさんがブログで
『「トランクひとつのモノで暮らす」は、「読んで実践して身について手放す」ところまでいったら役目を果たすのです。』
と書かれていたことに、非常に共感しました。
どの本も、自分が心行くまで楽しんだ時点で支払った対価以上に価値を得ている。
そう考えると、それでも手元に残したい本を自炊することに、抵抗はなくなりました。
まずは裁断する
今回は、会社で読むように指示のあった本を自炊しました。
空いた時間で読めるというのは自炊のメリットの一つだと思います。
まずは、裁断。
今回はこの本、「中国史(下)」を例にします。
ほかにあと2冊自炊しました。
表紙を外して、
背表紙をはがします。
そしていよいよ、裁断。
定規を当てて、カッターで切ります。
本当は裁断機を使うほうがいいと思いますが、高いので持っていません。
裁断ができました。
端の処理が汚いのは、カッターだから。
ただ白黒で読むものですし、自己利用だけなのでそこに労力をかけないことにしています。
裁断のコツは、
- 手を切らないようにすること
- 机を切らないようにすること
- けど両端は切りづらいので反対から切ったり端だけ切り込みを入れたりすること
でしょうか。
いよいよスキャン
裁断できたら、スキャンします。
使うのは、Scansnap S500。
こちらもいくつも後継機が出ていますが、会社で眠っていた備品があったのでこの型式を使っています。
むしろこれを発掘したからこそ自炊をしている気もします。
あとはScansnapの設定をして、読み込み。
自動で両面を読み込んで、ある程度の補正をかけてくれます。
読み込みが終わると、名前を付けて保存できます。
Dropboxの自炊フォルダを指定します。
できあがり
これで、PDFファイルを自炊できました。
自炊ファイルを見るときは、Slidebooksというアプリを使っています。
左右の見開き設定もできてなかなか便利。
そのアプリで見ると、こんな感じです。
移動中のお供に、ブラウジングではなく読書。
紙の質感ももちろん大好きですが、使い分けてシンプルに過ごしたいです。